副鼻腔炎(蓄膿症)はうつる?うつらない?

副鼻腔炎はうつりません。うつるとしたら、副鼻腔炎(蓄膿症)患者の鼻水を副鼻腔に注入できたら、うつる可能性が出てくるという程度のものだと思います。そして、炎症が出たとしても多くの人は、自然に治ってしまうようです。だから、そもそも風邪とかインフルエンザのように「うつる」ものではないです。

ただし、風邪とかインフルエンサーで鼻の粘膜に炎症を引き起こし、これが副鼻腔まで到達すると、副鼻腔炎となります。で、仮にこのようになっても1~2週間で治ってしまうことが多いようですが、これが治らずに、長い年月をかけて重症化してしまうようなことがあれば、それはもしかしたら、風邪をうつされた人にうつされた感じることになるのかもしれません。しかも、その人が副鼻腔炎患者だったらなおさらです。

ですが、これを一般に「うつる」とは言わないでしょうね。そもそも、風邪やインフルエンザウィルスが感染しただけなので。その後の症状として、副鼻腔炎に発展してしまったということだと思います。さらに通常は副鼻腔炎も1~2週間程度で治っていくようです。

ですので副鼻腔炎の軽症状態から重症化していく過程では、何らかの別要素も関連しているのではないかと思います。私の場合、まだ物心付く前の大病があったり、頭蓋骨の歪みによって顔の骨格にも影響が出ていて鼻の空気の通り道が小さくなっていたり、そういうことが思い浮かびます。つまり、鼻腔に空気が通れないような状況になってしまっていたということです。それが重症化してしまった事の背景にあるのではないかと自分で自分の状態について、そのように思っています。

ですので、私がオススメしている鼻への空気通しの習慣は、なんとなく良かったというレベルではなくて、色々な経験を重ねて効果を確信している家で出来る対処法です。点鼻薬のように即効性があるわけではないですが、効果的だと思います。別の記事でも書きましたが、激しいスポーツをしていたような時期の方が鼻の調子も良かったことからも、自分としては対処法としての正しさが裏付けされているように感じています。

もちろん、人によって感じ方は違うのかもしれませんが、鼻に空気を通せていないことが一番の問題だと考えると、私の中で色々な辻褄が合うんですよね。私の頭蓋骨の骨格、物心付く前の大病と物心ついた時には既に鼻づまりだったこと、子供のころに激しい運動をしていた時期ほど症状が軽かったこと。これら全てで鼻への空気通しが重要なことを示しているように思うのです。