身体を清潔に保とう!全身について意識する時間を持つこと

コミュニケーションがうまくいかないメカニズムで、インプット情報についての適切な反応が出来なくなる状態について、なるべく客観的な視点で整理するようにしました。このコミュニケーション問題について、主に外部情報とのコミュニケーションを考えて書いていたところがありますが、自分の身体とのコミュニケーションという点でも当てはまります。

自分の身体を清潔に保つという当たり前の行動についても、副鼻腔炎(蓄膿症)の症状がきっかけとなって不備が出てくることが想定できます。常時不快なインプット情報が身体に入り続けている状態の程度によって、つまり症状がどの程度なのかによっても、心配の大きさには違いが出てくると思います。外部環境としての自分の身体とも上手にコミュニケーションが取れていない状態であれば、当然、自分の身体が不衛生な状態になってしまうことも想定できるということです。

例えば、身体の一部を洗えていない状態が続くことも考えられます。だから、全身についての意識を保つように明確な意識付けを子供に伝えることが大切だと思います。洗身というだけでなく、別の記事でも取り上げた「歯磨き」問題にも通じるところがあります。一つ病気を持ってしまうと、色々なところに悪い影響が出てしまうのは物理的に鼻の近くにある目や耳や喉、それから脳だけではないです。意識散漫、感情鈍麻などから、社会に生きる人間として保つべき仕事、つまり歯を磨いたり身体を清潔に保ったり、ご飯を食べたり、トイレをしたりというところにまで影響を与えてしまうことがあり得るということです。症状が悪化するほど、こういったことを現実的な問題だと認識するようになるはずです。

だから、一つが慢性的に悪くなってしまうと他の色々なところも悪くなってしまいやすい。それを避けるために早めの治療、それから無理をしない!これが絶対に大切だと私は思っています。特に無理をして疲労が重なってしまうと、疲労からも注意散漫を後押ししてしまい、予想できない自分を発見することにつながることがあるかもしれません。私の例で言えば、シャンプーを流し忘れていただけでなく、それに気が付かないまま出勤して電車に乗っていた時に髪の毛を触って、「あっ!」ということなどです。

こういうことがあるくらいなので、おそらく身体についてもアワのついたまま拭き取って、そのままというようなことを気が付いてないだけで実際にはあったんだと思います。それにしても、なんでここまで気が付かないのか?シャンプーを流し忘れても、外出前には気が付いておきたいところです。そこには意識散漫になってしまっているだけでなく、臭いも分からない状態になっていることがあると思います。こういうことが増えていくので、やはり無理はダメ!ということだと思います。

他人とコミュニケーションがうまく出来ないというよりも前に、自分ともコミュニケーションがうまく出来ていないのです。こういう状態を続けてしまうと本当に大きなストレスになるはずです。周囲へもストレスを与えてしまうことでしょう。そういった事を含めて考えると、無理せずに自分が整っている状態をまず確保すべきだと思います。自分ともうまく合わせられていない状態で周囲に合わせようとしても、おそらく合わない。不自然な状態を感じることになるはずです。ストレスになるということです。

自分の身体とのコミュニケーション問題は、慢性的な病気を持つ人であれば感じることが多いと思います。歳を取るごとに、自分の身体とのコミュニケーション問題が大きな問題になり、やがて最低限度のレベルでもこのコミュニケーションの維持が困難になると「介護」の状態になるということだと思います。つまり、慢性的な病気を持つ人は、そちらの状態に周囲よりも早い段階で足を一歩踏み入れていると考えることが出来ると思います。

自分の身体とうまくコミュニケーションを取れていない状態について、考える時間を持つことも少ないと思いますが、人間としては自分とのコミュニケーションをまずは担保することが最優先だと私はそう思います。その担保のための動きと、社会のレールの上を歩いて行くこととは、大きく違う場合もあるということについて、もっと認識を深めておくべきとも思います。

だからといって、出来るだけ人様にはお世話にならずに生きていきたいところだと思います。そのためにも、自分の身体について出来るだけ意識を向ける時間を設けて、身体を綺麗に保っていきましょう!これを書きながら私自身も心を新たにしています。鼻づまりの状態が続くと、鼻にばかり意識が集中して他の部分が置き去りになってしまいます。ですので、特に子供については大人がしっかりと身体を清潔に保てているのかチェックをしてあげましょう。歯磨きチェックも必須です。全身を意識するタイミングを決めておいても良いかもしれません。お風呂に入って身体を洗うときは絶対に全身をくまなく意識するように決まり事を設けるなどです。