頭痛、目の奥の痛み、顔面痛、喉周辺の痛みにつながる副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔炎(蓄膿症)と関連して生じた痛みだなと、直感的に感じていた自分の痛みは頭痛、目の奥の痛み、顔面痛、喉周辺の痛み、ですね。痛みとは違うところでは、顔全体の張り、目の周辺の張り、歯茎からの不定期の出血、顔の腫れぼったさ、緊張体質があります。緊張体質はどのように関係するのだろうかと思う人もいるかもしれませんが、身体のどこかを常時に気にしているのが当たり前になっている中で、常にリラックスできてない状態、この前提条件下で、他に何かをしようとしたときに極度に緊張する感じ、力が入ってしまう感じになってしまうことがあるということです。

これは以下でも触れた「受け取れていない状態」、つまり無理をしている中で、さらに無理をするときに起きやすいことです。
感情鈍麻、意識散漫が進まないように無理は禁物

言い換えれば、感覚器官が正常に働いていないところに、さらにインプット情報を重ねているような感じです。感情鈍麻や、その逆の慢性緊張状態などが感覚器官の正常な状態を阻害している中で起きているということだと思っています。「痛み」という点について、私の場合は痛みの多くが大人になってからのことで、子供の頃には鼻をすすり過ぎて頭が痛くなった覚えはありますが、大人になった時ほどの痛みは無かったです。

もし何らかのきっかけで子供のころに同じような痛みが出ていたら、とてもじゃないけれど、学校に通うことなんか無理だったように思います。手術後とか、私の悪習慣であったタバコとか、そういうことが複合的に関連して激しい痛みにつながったと思いますが、そういう痛みが子供にも降りかかるかもしれません。

このようなことを考えると、自分は綱渡りのようにして何とか生きてきたという思いをさらに強くします。仕事でも働き過ぎると目の奥が痛くなりやすい。それも、いつも鼻の症状がより悪い方から起きる。この痛みから、次は目の奥周辺が腫れぼったい感じになってきて、思考散漫、意識散漫へと変わっていく。そうすると膿や血が溜まっていて歯茎から出血する。これが繰り返し起きる。

こういうことが長年当たり前の状態になっていましたね。いつも副鼻腔炎(蓄膿症)との関連を感じつつも、日常を何とかすることで手一杯でそのまま生活してきた感じです。人によって、程度はもちろん全然違うはずですが、今、近くにいる子供がいつも鼻を詰まらせている状態であれば、気にかけてあげて欲しいと思います。そういう何気ないことが、子供の将来を大きく左右することになるかもしれないからです。

特に重症化した慢性副鼻腔炎(蓄膿症)は人格そのもの、知性そのものに直接的に影響することがあると私は思っています。重症化したといっても知性的な活動を維持出来る程度に酷かった人、そうではない人に分かれると思います。言葉の発達が遅れてしまうこと、知的な活動がいちじるしく弱くなってしまうことが一番の懸念です。環境も関係すると思いますが、人間の根本的な部分を左右してしまう可能性があると私は自分の経験からそう思います。

それから、重大な合併症を引き起こしてしまう場合もあるようです。鼻の奥は、目も近くて、脳も近いです。甘く見ないで、早めに対処するように心掛けておきたいところです。因みに私の場合はかなり以前から片方の目の奥が光っていると言われることがあります。ギラギラしているわけではないのですが、うまく光があたるとその部分だけ光っていることがあるようなのです。これも何らかの関連があると思いますが、もう長年そのままです。眼科でも特に何か言われるようなことはなかったですね。

顔の張りにしても、歯の奥からの出血にしても、色々と分からないままに取り合えず直近の生活を続けるために深く調べることもせず、生きてきたところがあります。自分の身体のことに構っている暇って、大人になると本当になくなってしまう人が多いと思います。とりあえず緊急を要するものでないからという感じで、そのまま引きずって生きている人は多いはずです。幾つもの悪い部分を抱えて生きている人も意外にいるのではないでしょうか。

ただ、そういうことを想定して、そういう人もいるんだよ!ってことで、子供を放置しているわけではないはずです。実際には、身体の状態についての共感力が欠落しているために子供を放置していることが多いと思います。そういった大人に育てられている子供は、特に小さい頃に危険がつきまとってしまうはずです。

車の出し入れとか、危険な道具とか、触るとヤケドしてしまうものとか、そういったものに対する子供への配慮に気が回らない大人に育てられているということだからです。まだ幼くて分別も付いていないような小さな子供の顔のすぐ前に、危険な道具とか、熱々の鉄板を置いてしまうだけでなく、その状況下で動き回る子供に危機意識も向けないような人は本当に注意が必要です。

そういう人は動物なら備えているレベルの「保護」する機能が備わっていないと思います。だから欠陥がある。でも悪気があるわけではない。ただ、動物的な面での「保護者」にはそもそもなれない。本人が悪いわけではなく、そこにも受け継がれた問題があることを暗示していることがあるように思います。そんな人であれば重症化した慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の子供なんか普通に放置するはずです。そうなると、子供を守るためには周囲の大人が目を光らせるしかないと思います。そういう大人が増えてくれるといいなと思っています。

目を光らせる大人たちのコミュニケーションレベルがもっと上がっていくことを期待しています。そういったコミュニケーションが子供を色々な危険からも守ることにつながると思うのです。