私が副鼻腔炎になった原因は何だったのか、副鼻腔炎40年生の対策
そもそも、副鼻腔炎って何が原因でなってしまうのでしょうか。私は物心ついた時には、すでに慢性的に鼻水を垂らしている状態、鼻が詰まっている状態でした。だから、鼻がスーと通っている状態を知らなかったのです。手術するまでは。もちろん、どのようなことがきっかけでそうなったのかも分かりません。母に聞いても明確な答えが返ってきませんでした。
でも、物心つく前に大きな病気にかかっていたことが分かっています。それで、かなり長い期間、高熱が出ていたようで入院も長期間していたようです。はじめの症状としては風邪がかなり酷い状態になった感じだったそうです。それで病院を周り、大変な病気だということが分かったのだそうです。私自身は記憶が全くないのですが、そういうことが物心つく前にありました。おそらく、この大病が原因で鼻が慢性的に悪くなったものと思います。
ですが!!!
実は、単純にそのことだけで全てを結論付けられないことがあります。それは私の身体的特徴にあります。具体的に書くと頭蓋骨の歪みです。赤ちゃんの時に同じ方向ばかりで寝ていると頭蓋骨が歪んでしまいます。これをさけるためにドーナツ型の枕なんかがあるようですが、私はそのまま同じ方向を向いて眠り続けていたため、頭蓋骨の後頭部が左右で大きく違う状態になっています。それは当然のことながら、顔の左右の違いにも表れていて、鼻の奥の骨格にも影響しているように思います。
それが特別に片方の鼻が悪い原因だと思います。副鼻腔炎の手術後も片方の鼻の改善が悪く、今でも片方の鼻は問題を引きずっています。ですから、私からのアドバイスは2点ポイントがあって、赤ちゃんを寝かせる時に頭蓋骨が変形しないように気を付けておくこと。それから、鼻が出ているようなら早めに病院に行って炎症を長引かせないようにすること。これがとても重要だと私は思います。
それから、肝心の副鼻腔炎40年生による、副鼻腔炎(蓄膿症)の対策案を書きたいと思います。私も、もちろん色々なことをやってきています。お茶を煎じて飲んだり鼻につけたり、色々な健康ドリンクを飲んでみたり、漢方薬を試したり、鼻うがいをしたり、宝石類を信じてみたり、薬はもちろんですね。色々やってきました。で、最終的に何が良かったか。シンプルですが、それは片方ずつの空気通しです。
単純に片方の鼻をおさえて、ゆっくりと片方の鼻だけで呼吸をすることです。この時に注意が必要で、強くやったらダメです。思いっきりやったら絶対にダメ。耳の方に悪影響が出てしまいますので。通ってない鼻に少しでも空気を通す時間を作るのが良いです。しっかりと鼻をかんでから、ゆっくりと片方ずつ鼻に空気を通す習慣を作っておくことをオススメします。鼻の中の腫れは、空気が通ってないことでひどくなっている部分があり、空気を通すことでやわらぐのです。
薬のような即効性はないのですが、とても効果的な方法です。後鼻漏のような自覚症状も出てくると思いますが、たんを切って出来るだけ空気を通すようにしましょう。ただ、正直、時間とかはどの程度が良いとか分かりませんが毎日の生活の中で、朝、学校から帰ってから、夜寝る前など定期的に時間をとってお子さんに習慣付けると良いと思います。片方の鼻だけが通りがひどく悪いという人は、良い方をおさえて少し長めに悪い方の鼻に空気を通すことをオススメします。
普通にゆっくりと呼吸を繰り返すだけです。苦しいかもしれませんが、普段よりも空気を少しでも通すことが出来ればOKと思います。繰り返しますが、決して強くやらないことが大切です。耳に悪影響が出てしまうおそれがありますので、ゆっくりと繰り返し行うようにしましょう。因みに激しいスポーツなんかをすると比較的鼻に空気が自然に通っていることが多くなるはずです。ですから、スポーツを続けることはとても良いことと思います。思い出すと私も子供の頃、激しい運動をしていた時期の方が鼻の調子が良かったと思います。
あとはバランスの良い食事ですね。それから虫歯をしっかりと治療することです。最終的に行きついたところは、結構シンプルな対処法でした。因みに私は子供の頃、本当に虫歯が多かったです。なんか色々と病気だらけですが、単純に教育が悪いというだけでなく、鼻が悪いために起こる意識散漫、思考力や判断力の減退、感情鈍麻によって、基本的な生活習慣もしっかりと身に付いていなかったように思います。
本当に基本的なことが、とても大切だと思います。特に赤ちゃんとか、まだ小さなお子さんの場合には、ほとんど保護者の方々の判断や生活習慣によって決まるようなものです。子供に出来るだけ健康な身体を授けてあげましょう。このような基本的な意識がちゃんとあるか、ないか。副鼻腔炎(蓄膿症)でさえも、本当はこのようなことがきっかけで重症化していることがほとんどなのかもしれません。
そういう基本的なことが出来て、その次にお勉強の話になるべきです。身体がボロボロの状態でお勉強!になると本当に大変な苦労をすることになってしまうと思います。身体がボロボロかどうかは、ちゃんと健康診断の結果を見たりしないといけません。元気よく走り回っているから身体は大丈夫!なんてことにならないようにしましょう。
(後記)
普段、あまり運動をしていないようであれば、自転車もオススメです。自転車でゆっくり走り、鼻呼吸だけで自転車に乗って鼻に空気を通すこともオススメです。適度な運動量が鼻への空気通しも効率よくしてくれると思います。それから運動にもなるのでリフレッシュ出来るでしょう。ティッシュを忘れずに持っていきましょう。事故にも気を付けて。
空気通しは、何だ!そんなことだけか!と思うかもしれませんけど、かなり有効です。継続することで、効果を実感すると思います。これを意識的にやっていれば、私もだいぶ違っただろうなと思います。それくらい効果があるので、是非試してください。